給湯器水漏れ|給湯器本体を交換で解決!【熊本県菊池郡大津町の事例】
今回は、熊本県菊池郡大津町にお住まいのお客様より、
『給湯器からポタポタ水が漏れていて心配なので、一度見に来てもらっても良いですか?』
というご依頼をいただきました。
『この記事では、給湯器から水漏れが発生したお客様の施工事例をご紹介しています。給湯器の水漏れは放置しておくと一酸化炭素が発生する危険性がありますので、注意点や対処法も含め参考にしていただけると嬉しいです。』
目次
状況|給湯器から水が漏れている
早速、問題の給湯器を拝見させていただいたところ、ポタポタと給湯器から水が漏れているのを確認できました。
さらに、お客様から詳しくお話を伺うと
『最近お湯が出るのに時間がかかるなと感じていて、なんとく給湯器を見てみたら水漏れしているのに気付いたんですよね。いつ頃から水漏れしていたのかはちょっと分からないです…。』
との事でした。
『屋外にある給湯器は、水漏れが発生していても設置場所によっては気付くのが遅くなってしまう事も少なくありません。』
原因|給湯器内部のパーツが経年劣化
今回の給湯器からの水漏れの原因を特定するために、10分ほどお時間をいただいて丁寧に点検を行わせていただきました。
点検を行った結果、配管の接続部分に使用されているゴムパッキンが経年劣化して割れている事が原因で、水漏れが発生しているという事が判明しました。
ゴムパッキンは、ゴム製なので経年とともに硬くなってしまい、ヒビが入ったり割れたりしてしまいます。
『ゴムパッキンも含め、水回りのパーツは10年前後でトラブルが発生し始めます。』
作業内容|給湯器本体の交換
今回の給湯器からの水漏れを解消するために、特に劣化の激しかったゴムパッキンを新しい物に交換すれば修理は可能になります。
しかし、給湯器のメーカーで定められている安全に使用できる期間(設計標準使用期間)は10年とされていて、今回のお客様は現在の給湯器は15年以上ご使用になれているとの事で、給湯器全体の劣化もかなり進んでいました。
そこで、部品の交換での修理を行うか、給湯器本体を新しい物に交換するか、2つの方法をお客様にご提案させていただきました。
『給湯器が寿命なら、これから寒い季節になるしお湯が使えなくなると困るので、給湯器本体を交換してもらっても良いですか?』
と、給湯器本体の交換をご希望されました。
『使用頻度や環境にもよりますが、給湯器は早ければ7〜8年で寿命を迎えてしまう事もあります。』
給湯器から水漏れが発生した時の注意点とは?
全ての給湯器には、凍結を防いだり、メンテナンスなどの際給湯器内の配管の水を抜いたり、給湯器内部の圧力が高くなった際に圧力を下げたりする目的で、水を抜くための水抜き栓がついています。
一時的に水抜き栓から水漏れしている場合は、心配する必要はあまりありません。
水抜き栓からの水漏れが長期的に継続している場合は、なにかしらの異常が発生している可能性があります。
また、その他の箇所から水漏れしている場合、放置する事は絶対にしないでください。
給湯器内部で水漏れが発生した場合、内部でガスが不完全燃焼を起こし一酸化炭素が発生する危険性があります。
基本的に給湯器には安全装置がついているので、ガスの不完全燃焼などが発生した際に給湯器は停止しますが、必ずしも安全装置が作動するとは限りませんので注意が必要です。
『一酸化炭素は色や臭いがなく、大変危険です。明らかにおかしい箇所から水漏れしている場合は、給湯器のコンセントを抜いて、給水バルブを閉めるなどして我々プロにご相談ください。』
お客様の感想(評判・評価)
まさか給湯器の交換をする事になるとは思ってもいなかったのですが、しっかりと説明してもらえたので交換理由や費用など、全てにおいて納得した上でお任せする事ができました。
本格的に寒くなる前に交換できて良かったです。
ありがとうございました。
熊本水道救急の担当者から一言
お客様からご連絡をいただいた際に、ある程度の状況をお客様より教えていただいておりましたので、万が一の事も考え新しい給湯器や内部パーツなど必要な道具などを整えすぐに向かって1時間半ほどで到着いたしました。
施工時間は、点検、説明、古い給湯器の取り外しと、新しい給湯器の取り付け作業など全て含めて2時間ほどで完了。
お客様にも喜んでいただけましたので、安心いたしました。
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