浴室蛇口の温度調節不良│水栓を交換して無事解決！【佐賀市緑小路での事例】

今回は、佐賀市緑小路にお住いのお客様より、

『お風呂の蛇口からお湯が出ないので、すぐに見に来て欲しい。』

というご依頼をいただきました。

『かしこまりました！近くにおりますので30分でお伺いします！』

佐賀水道救急では、24時間いつでもお電話受け付けておりますので、水回りのトラブルでお困りの際はお気軽にご相談ください。

状況｜お風呂の蛇口から水だけしか出ない状況

お客様から詳しくお話を伺うと、

『突然昨日の夜からお風呂の蛇口からお湯が出なくなってしまった。』

との事でした。

『今回は、浴室混合水栓のトラブル事例をご紹介していきます。』

今回のお風呂蛇口の水漏れを特定するために、15分ほどお時間をいただいて丁寧に点検を行わせていただきました。

点検を行った結果、お風呂蛇口のサーモスタットが劣化して故障してしまい、温度調節ができなくなって水しか出ない状況です。

使用年数は30年ほどとのことです。

サーモスタットとは？

浴室蛇口のサーモスタットは、設定温度を自動で保持し、出水温度の変動を最小限に抑える機能を備えた蛇口です。

水温が設定した温度から変化した場合、サーモスタットが自動的に水の混合比率を調整し、出水温度を一定に保ちます。

これにより、シャワーを使用中に冷水または熱水が急に出ることによる不快感ややけどのリスクを減らすことができます。

今回のお風呂蛇口の水しか出ない原因になっていた、水栓を新しい物に交換する作業をすることになりました。

作業を始める前に、必要な工具を準備し、新しい蛇口の仕様を再確認します。蛇口の交換には、モンキーやカニ、シールテープなど、特定の工具が必要です。また、作業中の水漏れを防ぐため、事前に水道のメインバルブを閉じることも忘れてはいけません。

水の供給を停止した後、既存の蛇口を慎重に取り外します。これは時に予想外の挑戦となることがあります。年月が経過した蛇口は、腐食や硬化したシール材により、取り外しが難しい場合があります。そんな時は、忍耐と正しい技術をもって対処します。

新しい蛇口を取り付ける前に、接続部分を清掃し、シールテープなどで設置していきます。これにより、将来的な水漏れを防ぐことができます。新蛇口の取り付けは、製品の説明書に従い、正確かつ丁寧に行いますシールテープを適切に巻くことで、接続部分の密封を確実にします。

蛇口が正しく取り付けられたら、メインバルブを開いて水の流れを確認します。温度調節がスムーズに行えるか、漏れがないかを慎重にチェックします。問題がなければ、作業は完了です。

蛇口の取り扱いには優しく：蛇口を強く締めすぎたり、無理に操作したりしないでください。これにより、内部の部品に不要な圧力がかかり、早期の故障を引き起こす可能性があります。
温度調整の注意：急激な温度変更は蛇口の内部部品に負担をかけることがあります。温水と冷水を使う際は、徐々に温度を調整するようにしましょう。

蛇口の表面の清掃：蛇口の表面は定期的に柔らかい布で拭き、水垢や石鹸カスを取り除きましょう。強い洗剤や研磨剤は避け、蛇口の表面を傷つけないようにしてください。
エアレーターの清掃：蛇口の先端にあるエアレーター（水流整流器）を定期的に取り外し、詰まりを取り除いてください。これにより水流がスムーズになり、水圧による内部部品への負担を軽減できます。

漏水のチェック：定期的に蛇口の下や接続部分をチェックし、漏水がないか確認しましょう。漏水が見つかった場合は、早めに修理することで大きな損害を防げます。
部品の摩耗の確認：蛇口を長く使っていると、カートリッジやOリングなどの部品が摩耗してくることがあります。異常な音や操作感があれば、部品の交換が必要かもしれません。