井戸ポンプから水が出ない！｜ポンプとジェットを交換し解決！【大分市上戸次の事例】

今回は、大分県大分市上戸次にお住まいのお客様より

『井戸ポンプから水が出なくなったので、見に来ていただけませんか？』

というご依頼をいただきました。

『この記事では、井戸ポンプで不具合が発生したお客様の施工事例をご紹介します。』

状況｜井戸水が出ない

早速、不具合が発生している井戸ポンプを拝見させていただきました。

深井戸用給水ポンプをご使用で、井戸ポンプが繋がっている蛇口を開いても吐水されない状況。

お客様から詳しくお話を伺ってみると、

『ここ数日井戸ポンプの音が変だと思っていたんですけど、今日になって水が出なくなってしまって。』

という事でした。

『今回不具合が発生した井戸ポンプは、15年ほどご使用の物だと仰っていました。』

原因｜モーターの経年劣化

井戸ポンプから水が汲み上げられなくなった原因を特定するため、15分ほどお時間をいただき丁寧に点検を行わせていただきました。

点検を行った結果、モーター部分に経年による汚れや錆が付着した事でモーター部分に負荷がかかった事で正常に稼働できなくなっている事が判明。

モーターが正常に稼働しなくなった事が原因で、パワーが弱くなってしまい井戸水を汲み上げられなくなっていました。

『モーターは、井戸ポンプの心臓部になります。』

作業内容｜新しい井戸ポンプとジェットに交換

心臓部のモーターが劣化していたため、ご予算なども含めお客様とご相談させていただいた上で新しい井戸ポンプと交換する作業を行わせていただく事に。

さらに、深井戸用給水ポンプをご使用ですので、配管の先端に取り付けられているジェットも同時に交換。

まずは、不具合が発生した井戸ポンプを撤去していきます。

 

ジェットが取り付けられている配管も全て引き抜きます。

そして、新しい配管に新しいジェットを取り付け井戸に挿管し、新しい井戸本体を設置。

動作確認、通水テストを行い作業は全て完了です。

『井戸ポンプとジェットが新しくなった事で、無事に井戸水が汲み上げられるようになりました。』

注意点｜深井戸ポンプはジェットも同時交換が鉄則

浅井戸用給水ポンプで劣化などによる不具合が発生した場合、井戸ポンプ本体のみの交換でも大きな問題はありません。

しかし、深井戸用給水ポンプの場合、ジェットも同時に交換しておかないと、井戸ポンプで不具合が発生したとしても保証が適用されないケースがほとんど。

『水が出なくなった！』

『井戸ポンプが壊れたんだ！』

と思って井戸ポンプ本体のみを交換しても、水を汲み上げられなくなった原因がジェットにある場合、井戸ポンプだけが新しくなっても水を汲み上げる事はできません。

下の写真がジェットの例です。

上のパーツに、パイプを二本つなげていき、最終的に地上の井戸ポンプに繋げます。

また、深井戸ポンプを交換する場合、メーカーや機種に適合したジェットを取り付けないと、トラブルが発生する恐れがあるため要注意⚠

井戸ポンプ本体で劣化が進んでいる場合、使用年数を考慮するとジェットも劣化が進んでいる事が考えられるため、本体とジェットを同時に交換するのが鉄則となります。

『井戸ポンプに知識の無い業者は、井戸ポンプ本体のみの交換しか行わないケースもありますのでご注意ください。』

大分水道救急の担当より一言

お客様からご連絡をいただき、待機していた私がすぐに向かい30分で到着。

点検、説明、井戸ポンプ交換作業全て含め、施行時間は3時間半ほど。

井戸水をこれまで通りご使用いただけるようになり、お客様にご満足いただけました。

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