小便器つまり修理|薬品と高圧ポンプで尿石除去!【熊本県山鹿市の事例】
今回は、熊本県山鹿市山鹿の飲食店様より
『店の小便器がつまったので、修理をお願いします。』
というご依頼をいただきました。
『この記事では、小便器が詰まった飲食店様の状況、原因、作業内容、注意点をご紹介します。』
(投稿:21/06/21)
(追記:22/03/18)
状況|汚水が溢れそうになる
早速、つまりが発生している小便器を拝見。
水を流すと排水されていかず、汚水が溢れそうになる状況です。
お客様から詳しくお話を伺ってみると、
『一昨日までは普通だったんですけど、昨日急につまってしまって。』
という事でした。
『来店されたお客様にご指摘を受け、つまっている事に気付いたそうです。』
原因|尿石の付着
小便器でつまりが発生した原因を特定するため、10分ほどお時間をいただき丁寧に点検を行わせていただきました。
点検を行ったところ、排水口から排水管にかけて尿石が大量に付着している事が判明。
尿石とは?
尿石(にょうせき)は、尿に溶けているカルシウムイオンが濃縮および炭酸などと反応、カルシウム化合物として便器および配管の内部に付着・沈積したものである。主に男子用小便器および管路に発生する他、女子用大便器やその管路にも発生する。色は尿に含まれる色素の色(茶色や黄色)である。
引用元:Wikipedia
尿石が付着した事が原因で、排水されていくスペースが狭まりつまりが発生していました。
『小便器で発生するつまりの原因で最も多いのが、尿石の付着です。』
作業内容|薬品で尿石を溶かし押し流す
小便器に付着しつまりの原因になっていた尿石を除去するため、業務用の強力な薬品を使用し高圧ポンプで押し流す作業を行わせていただく事にしました。
一般の方は購入できない超強力な業務用の薬品を投入。
この薬品は劇薬で皮膚に付着すると火傷をしてしまうため、使用する際は我々プロでも神経を使います。
その分、尿石を溶かす効果は絶大。
薬品パワーで尿石が溶けたら、高圧ポンプを使用し一気に押し流していきます。
水を注いで、尿石を完全に洗い流しました。
大量に付着していた尿石を全て取り除いた事で、つまりは無事解消。
『通水テストをしっかり行い、作業は全て完了です。』
注意点|尿石除去には酸性洗剤
尿だけを流す小便器は、普通のトイレより流す際の水の量が少ない事なども影響し、尿石が付着しやすいケースがあります。
尿石からはアンモニア臭が発生するため、つまりだけではなく悪臭の原因になる事も。
そこで、大切なのが普段のお手入れ。
小便器の便器だけではなく目皿部分も取り外し、排水口部分を定期的に清掃する事で尿石付着を予防する事ができます。
尿石の除去に有効なのが、酸性洗剤。
注意ポイント
酸性洗剤を使用する時は、換気を行い塩素系洗剤とは混ぜないようにしてください。
尿石は一度付着すると、読んで字の如く”石”のように固くなってしまうので、取り除くのに難儀します。
さらに、付着している尿石の量が多い場合は高圧洗浄が必要になるケースもありますので、付着しないようにお手入れをしておく事が大切になります。
『つまりが発生するほど尿石が付着している場合は、専門業者に取ってもらうのがオススメですよ。』
熊本水道救急の担当より一言
お客様からご連絡をいただき、即日対応で40分で到着。
施工時間は、点検、説明、洗浄作業全て含め40分ほどでした。
今回は、高圧洗浄するほどではなく薬品で対応できたので、飲食店様の営業開始時間までに作業を終わらせる事ができ喜んでいただけました。
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