キッチンつまり修理｜薬品で油汚れを溶かし解決！【熊本県八代市の事例】

今回は、熊本県八代市妙見町にお住まいのお客様より

『台所の排水口がつまったみたいで、流れが悪いので来てください。』

というご依頼をいただきました。

キッチン排水管には油汚れが付着しやすく、特に寒い季節は排水管の中で油が固まるため、キッチンつまりでご依頼をいただく事が多くなります。

この記事では、キッチンつまりが発生したお客様の状況・原因・作業内容をまとめました。

『キッチンつまり発生を防ぐための工夫などもご紹介しますので、併せてご覧ください。』

状況｜排水が逆流してくる

早速、つまりが発生しているキッチンシンクを拝見させていただきました。

シンクに水を流してみると、排水のスピードがかなり遅いだけではなく逆流してくる状況。

お客様から詳しくお話を伺ってみると、

『先月くらいから徐々に流れが悪くなってきて、最近は洗い物をしてると、シンクいっぱいに水が溜まるようになってしまって。』

という事でした。

『食器類など綺麗に洗っても、逆流してきた排水が付着してしまうと不衛生でストレスが溜まってしまいますよね。』

原因｜排水管に溜まった油汚れ

キッチン詰まりの原因を特定するために、15分ほどお時間をいただき丁寧に点検を行わせていただきました。

台所側の排水管周りだけではなく、屋外にある汚水桝もしっかりと確認。

点検を行った結果、排水管部分に油汚れが堆積している事がつまりの原因でした。

『普段のお掃除やお手入れをこまめに行なっていても、使用期間が長くなってくると排水管もつまりやすくなってきてしまいます。』

作業内容｜薬品で汚れを溶かす

排水管に堆積した油汚れの塊を取り除くため、強力な業務用薬品を使用し油汚れを溶かす作戦です。

最近ではネットが普及しているため、一般の方でも購入可能な”排水管つまり用薬品”が出回っていますが、私達のような専門業者が使用する薬品は、それよりもさらに強力で”劇物”扱いされている物も少なくありません。

その分、短時間で強力なパワーを発揮し、油汚れを溶かしてくれます。

劇物毒物の薬品は、当然一般の方は購入不可。

正しい使い方をしないと、排水管を傷めてしまう恐れもあります。

また、皮膚などに付着すると火傷してしまうので、使用の際は我々プロでも細心の注意を払い、お客様には離れていただくようにしています。

今回も、取り扱いに注意しながら、つまりが発生しているキッチン排水管に薬品を投入。

暫くすると、堆積していた油汚れが”ゴポッ”という音とともに流れていきました。

最後に排水管内に一気に水を流し込んで洗管し、作業は完了です。

『塊になっていた油汚れを溶かした事で、キッチンのつまりは無事に解消されました。』

注意点｜キッチン排水管をつまらせないための工夫

排水管つまりの予防に一番有効な手段は、なんといってもこまめなお掃除です。

排水口のお手入れはしっかりと行っていても、排水管のお手入れは見落としてしまいがち。

排水管つまりが発生してしまう前に、定期的にジェル状パイプクリーナーを流し込んでおくだけでも、つまり防止に効果的です。

ただし、つまりが発生してからパイプクリーナーを使用すると、とどめを刺し完全につまってしまう事態になるケースもありますので要注意⚠

調理をしている時や洗い物をしている時に、油汚れをそのままシンクに流している方も少なくないと思いますが、この行為は基本的にNGです。

お皿に付着していたり調理後だと、油は液体に見えるかもしれませんが、油は冷えると塊になります。

豚の角煮や、もつ煮など、煮込んでいる時は液体しかありませんが、一晩置いて冷ますとお鍋の表面に油がびっしりと固まっているのを見たことありませんか？

特に寒い時期で気温が低いと、豚の角煮を作った時のお鍋の中の状況が、排水管の中などで発生してしまうのです。

面倒に感じるかもしれませんが、油汚れがひどい食器や調理器具は、キッチンペーパーで油汚れを拭き取ってから洗うようにしましょう。

『ちょっとした一手間で、排水管つまりのリスクをグッと下げられますよ。』

熊本水道救急の担当より一言

お客様からご連絡をいただき、すぐに出発し1時間半ほどで到着。

点検・説明・薬品使用でのつまり解消作業全て含め、施工時間は50分ほどでした。

無事につまりを解消させる事ができ、ホッとしたらお腹が空いたので、事務所に戻る前に具沢山のちゃんぽんと餃子を食べました。

仕事が上手くいくと、ゴハンがいつもより美味しく感じますね（笑）

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