キッチンつまり修理｜詰まっていた汚れを除去し解決！【熊本県八代郡の事例】

今回は、熊本県八代郡氷川町野津にお住まいのお客様より

『キッチンのシンクが詰まってしまったので、今日中に来てもらえませんか？』

というご依頼をいただきました。

『今回は、キッチンでつまりが発生したお客様の状況、原因、作業内容、注意点をご紹介します。』

状況｜排水スピードが著しく悪い

早速、詰まりが発生しているキッチンシンクを拝見させていただきました。

シンクから水を流すと、シンク内に水が溜まり排水スピードが極端に悪くなっている状況。

お客様から詳しくお話を伺ってみると、

『2〜3ヶ月前から、なんとなく流れが悪いな〜とは思っていたんですけど…』

という事で、徐々に徐々に流れが悪くなっていき、最終的にはほぼ流れなくなってしまったと仰っていました。

『現在のお宅には7年ほどお住まいで、このようなトラブルは初めてだそうです。』

原因｜排水管に詰まった油汚れ

キッチンつまりの原因を特定するため、15分ほどお時間をいただき丁寧に点検を行わせていただきました。

点検を行った結果、排水管に油汚れが詰まっている事が判明。

油汚れが蓄積された事が原因で、排水管の穴を閉塞し正常に排水が行えなくなっていました。

『調理や洗い物で流された油汚れが原因で、キッチン排水で詰まりが発生するケースは少なくありません。』

作業内容｜つまっている汚れを除去

キッチン排水つまりを解消させるため、詰まっている油汚れを除去する作業を行わせていただく事にしました。

ドレンクリーナーを使用し、油の塊を粉砕。

そして、高圧ポンプで押し流す作業を行い、ゴポッという音とともに通管。

 

さらに、高圧洗浄機で残っている油汚れを徹底的に洗浄させていただきました。

 

排水管内に詰まっていた汚れが途中で引っかからないよう最後にしっかりと水を流し、作業は全て完了です。

『油汚れを徹底的に除去した事で、つまりは無事に解消されました。』

注意点｜油+食器用洗剤＝酸性石鹸

キッチン排水のつまりで最も多い原因が、”油汚れ”です。

『油って液体なのに、なんで詰まるの？』と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

普段お料理で使用するサラダ油やゴマ油、オリーブオイルなどは液体なので不思議に思われるかもしれませんが、油の多くは【冷えると固まる】という性質を持っています。

また、油と水は混ざり合う事がありません。

お皿などにべっとり油が付着していると、どんなに水で流してもずっとベトベトヌメヌメしたままですよね？

食器などは洗剤で洗えば油汚れを綺麗に落とす事ができますが、排水管に流れていった油汚れは壁面に付着。

厄介な事に排水管の壁面に付着した油は、食器用洗剤と結合すると”酸性石鹸”という高粘度の物体になってしまいます。

排水管内で油汚れが酸性石鹸化してしまうと、どんどん汚れが付着しやすくなっていき、雪だるま方式で大きな塊になっていき最終的には排水管を閉塞。

『あれ？最近、排水の流れが悪いな？』と感じた時は、すでに末期状態まで進んでいる事が予想されます。

排水詰まりを末期状態にまでしないためには、普段のお手入れが重要。

・お皿や調理器具に付着した油は洗う前に拭き取る

・定期的に排水管も掃除する

などを、意識して心がけてみてくださいね。

排水管の掃除は、【重曹+クエン酸】を使ったり【パイプクリーナー】を流すなど、お好きな方法で行えばOK。

『排水の流れが悪くなったように感じたら、専門業者にご相談されることをオススメいたします。』

熊本水道救急の担当より一言

お客様からご連絡をいただき、しっかりと準備を整えすぐに向かい50分で到着。

施工時間は、点検、説明、排水管洗浄作業全て含め1時間半ほどでした。

終始『直りますか？』と、お客様は不安そうにされていましたが、無事に通管し大変喜んでいただく事ができました。

急に水道トラブルが発生すると、不安に感じてしまいますよね。

そんな時のために私達水道屋がいますので、お困りの際はいつでもお気軽にお問い合わせください。

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