エコキュート交換｜引越したらお湯が出ない！【熊本市北区の事例】

今回は、熊本市北区植木町にお住まいのお客様より

『最近引っ越してきた自宅で、水は出るんですけどお湯が出ないので見に来てください。』

というご依頼をいただきました。

ヒートポンプ給湯機のエコキュートは、”環境に優しく省エネでお財布にも優しい”というメリットがあるため、最近ではガス給湯器から乗り換えるご家庭も増えています。

『今回は、人気のヒートポンプ給湯機”エコキュート”が故障してしまったお客様の状況、原因、作業内容、注意点をまとめました。』

状況｜水は出るけどお湯が出ない

状況を確認させていただいたところ、キッチン・洗面所・浴室などの蛇口から水は問題なく吐水されていましたが、蛇口レバーをお湯に切り替えても水しか出ない状態になっていました。

お客様から詳しくお話を伺ってみると

『この家は中古で購入して、先日入居したばかりなんです。水は問題なく出るんですけど、お湯が全く出ないのでお風呂にも入れなくて困ってます…』

という事でした。

お客様はご入居されたばかりですが、ご自宅の築年数は2〜30年ほどと仰っていました。

『水は問題なく出ている状態なので、エコキュートにトラブルが発生している事が考えられます。』

原因｜ヒートポンプユニット基盤の故障

お湯が出なくなってしまった原因を特定するために、15分ほどお時間をいただき丁寧に点検を行わせていただきました。

点検を行った結果、ヒートポンプユニットの基盤が経年劣化により故障している事が判明。

設置されていたエコキュートは2008年製だったので、13年ほど前に設置された事が予想されます。

『エコキュートの寿命は一般的に10〜15年程度です。そのため、メーカー保証なども10年で切れてしまうものがほとんどです。』

作業内容｜新しいエコキュートと交換

ヒートポンプユニット基盤の経年劣化により水が出なくなっていたので、部品交換をすれば修理は可能です。

しかし、13年前の製品という事で部品を入手する事が困難だったため、お客様とご相談させていただき、新しいエコキュートと交換する事になりました。

後日、お客様のご都合のよろしい日にお伺いし新しいエコキュートを設置。

滞りなく設置作業は完了いたしました。

『寿命を迎え故障していたエコキュートでしたが、新しい物と交換した事で無事お湯が出るようになりました。』

注意点｜普段のお手入れ方法

エコキュートの一般的な寿命は10〜15年ですが、使用方法やメンテナンス次第で寿命が短くも長くもなってしまいます。

ここでは、エコキュートの普段のお手入れ方法についてご紹介していきます。

浴槽フィルターの掃除

浴槽についているフィルターは、こまめに掃除を行う事が必須。

浴槽フィルターに汚れや水垢が付着し続けると、目詰まりを起こし、浴槽にお湯を溜められなくなったりエコキュート故障の原因にもなります。

入浴剤には要注意

エコキュートのメーカーや機種によっても異なりますが、入浴剤の成分によってトラブルを招く恐れがあります。

酸、アルカリ、硫黄、塩などが配合されている入浴剤を使用すると、エコキュートの金属部分や配管などを傷め、劣化や腐食が進んでしまう事も。

ご使用のエコキュートメーカーサイトなどで、使用可能な入浴剤を確認しておくと安心です。

水抜きをする

エコキュートのヒートポンプ・貯湯タンクの両方から、年に2〜3回水抜き（空気抜き）を行いましょう。

水抜きをする事で、ヒートポンプと貯湯タンクの底に沈殿した不純物などを取り除く事ができ、お湯の清潔もキープできます。

また、ヒートポンプの水抜き（空気抜き）を定期的に行わないと、故障に繋がる恐れがあります。

『日頃のお手入れをきちんとしておけば、エコキュートを長く使用する事ができます。業者によるメンテナンスを受けておけばさらに安心です。』

熊本水道救急の担当より一言

今回は、お客様のご都合に合わせて新しいエコキュートを設置。

『洗い物もお湯が使えないし、お風呂もずっと温泉に行くしかなかったから助かりました！』と、お客様に喜んでいただけ、作業が無事に終わり私もホッと一安心いたしました。

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