浴室水栓から水が漏れる|劣化したスピンドルを交換し解決!【熊本県水俣市の事例】
今回は、熊本県水俣市大園町にお住まいのお客様より
『風呂場の蛇口から水が漏れてるので、修理に来てもらえませんか?』
というご依頼をいただきました。
『この記事では、浴室水栓から水漏れが発生したお客様の施工事例をご紹介します。』
状況|ハンドル下部から水が漏れる
水漏れが発生している浴室水栓を、早速拝見させていただきました。
台付きツーハンドル混合栓をご使用です。
ハンドルを回し水を出すと、吐水口からだけではなくハンドル下部からも水がダラダラ漏れてくる状況。
お客様から詳しくお話を伺ってみると、
『1ヶ月くらい前から水が漏れるようになって、だんだん酷くなってきたんですよね。』
という事でした。
『お仕事が多忙で、なかなか修理を頼めなかったと仰っていました。』
原因|スピンドルの経年劣化
浴室水栓水漏れの原因を特定するため、10分ほどお時間をいただき丁寧に点検を行わせていただきました。
点検を行った結果、スピンドルという水栓上部のパーツが経年により劣化している事が判明。
スピンドルとは?
ハンドルと連動して上下運動し、通水路を開いたり閉じたりする働きをしているパーツ。
劣化が進むとハンドル下部から水漏れしたり、ハンドルが空回りしたりします。
『今回は、スピンドルが劣化した事が原因で、通水路に隙間が生じ水漏れが発生していました。』
作業内容|新しいスピンドルに交換
水漏れを解消するため、劣化したスピンドルを新しい物と交換させていただく事に。
古くなったスピンドルを撤去し、新しいスピンドルを設置。
ハンドル部を元に戻し、動作確認、通水テストを行って、作業は全て完了です。
『スピンドルが新しくなった事で、水漏れは無事に解消されました。』
注意点|スピンドルはDIYで交換できる?
ツーハンドル混合栓や、単水栓のハンドル下部から水漏れが発生した場合スピンドルに不具合が発生している可能性大。
修理費用を抑えたいなどという理由で、自分で修理をしたいと検討される方もいらっしゃるかと思います。
スピンドル交換を自分で行う事は、結論から言うと可能。
スピンドルは、ネットショップやホームセンターなどで販売されています。
交換手順は、こちらの動画のような流れで行っていきます。
作業自体はさほど難しくはなく、DIYに慣れている方であれば割と簡単にできるかと思います。
しかし、長く使用した蛇口はネジなどが固着している事が多いため、パーツ1つを外すだけで難儀する事も。
強引に作業をすると、傷を入れたり、他の箇所を破損させてしまったり、水栓本体の寿命を縮めてしまうケースもあるため要注意。
『比較的新しい水栓であればDIYで交換も簡単だとは思いますが、古い水栓ほど業者に依頼するのがオススメです。』
熊本水道救急の担当より一言
お客様からご連絡をいただき、待機していた私がすぐに向かい40分で到着。
点検、説明、スピンドル交換作業全て含め、施工時間は30分ほどでした。
ツーハンドル混合栓は温度調節が面倒ではありますが、パーツ交換などがしやすく修理しながら使用していくと、長ければ30年ほどはご使用いただけます。
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