トイレつまり修理｜便器を取り外しトイレットペーパーの塊を除去！【佐賀市鍋島の事例】

※閲覧注意

この記事では、汚水等の画像を画像処理せずそのままご紹介しております。

汚水などが苦手な方はご覧になるのをお控えください。

今回は、佐賀市鍋島のお客様より

『トイレがつまったみたいで、汚水が溢れてきそうなので今日中に来てください。』

というご依頼をいただきました。

トイレつまりは、もちろん前兆があるケースもありますが、なんの前触れもなく詰まってしまうケースも決して珍しい事ではありません。

突然トイレがつまり汚水が溢れてきそうになったら、驚き慌ててしまいますよね。

『この記事では、トイレつまりが発生したお客様の状況・原因・作業内容・注意点についてご紹介しています。』

状況｜便器いっぱいに汚水が溜まっている

つまりが発生しているトイレを、早速拝見させていただきました。

ご連絡をいただいた時にお客様からお伝えしていただいた通り、便器内に汚水が大量に溜まっていて、私がお客様のお宅に到着するまでの間にも、あまり水は引いていない状況。

お客様からお話を伺ってみると、

『昨日の夜までは普通に使えていたんですけどね…トイレがつまるような心当たりが全くないんですよね。』

という事でした。

『水がほぼ引いていかない状況ですので、異物が詰まっている事も考えられました。』

原因｜トイレットペーパーの塊

トイレつまりの原因を特定するため、10分ほどお時間をいただき丁寧に点検させていただきました。

トイレから排水された水が流れていく、屋外にある汚水桝もしっかりと確認。

丁寧に点検を行った結果、便器と排水管の間に何かが詰まっている事が判明。

水に溶けない固形の異物が詰まっている事も想定して、お客様に許可をいただいてから便器を取り外し、つまっている物を確認した所、トイレットペーパーの大きな塊がつまっていました。

『トイレットペーパーでも、大きな塊で流すと水にほぐれず詰まってしまう事があります。』

作業内容｜便器を外し固まったトイレットペーパーを除去

トイレットペーパーや排泄物が原因のトイレつまりの場合、高圧ポンプを使用しつまりを解消させる事が多いのですが、今回は詰まっている物が不明だったため、点検の段階でお客様の許可をいただき便器の取り外しを行いました。

これは、もしもスマホやオモチャ、メガネ、ボールペン、などの水に溶けない異物が落ちていたら、物理的に取り除かなければいけないからです。

ポケットなどに入れていた物をトイレに落とし、気付かずに流してしまうというケースは珍しくありません。

異物が落ちている時に高圧ポンプをかけてしまうと、排水管の奥まで押し込んでしまう恐れがあるため、今回は便器の取り外しを行わせていただきました。

その後、便器の奥に引っかかっていたトイレットペーパーの塊を除去。

無事、トイレつまりは解消されました。

『作業完了後に、トイレトレーニング中のお子様が、トイレットペーパーを丸めて流すのがお好きだという事が発覚。今後は流さないよう気をつけると仰っていました。』

注意点｜排泄物とトイレットペーパーでも詰まる事がある

トイレに流して良い物は、基本的にトイレットペーパーと排泄物だけです。

日本で製造されているトイレットペーパーは、水に浸すと100秒以内にほぐれるというJISの厳しい基準をクリアしています。

しかし、どんなに水にほぐれやすいトイレットペーパーでも、ぐるぐると巻き取り大きな塊にし、ギュッと固めてトイレに流すとつまってしまう可能性大！！

使用しているトイレットペーパーが日本製の物ではなく、海外製品の場合その可能性が更に高くなります。

また、トイレットペーパーだけではなく、排泄物でも量が多かったり粘度が高いとつまりの原因になる事があります。

慢性的に便秘で、固い便ばかり出るという方は要注意。

『使用するトイレットペーパーが多くなりそうな時や、排泄物の量が多くなりそうな時は、数回にわけて流すなどの工夫をすれば詰まりを防げますよ。』

佐賀水道救急の担当より一言

お客様からご連絡をいただき、たまたま近くの現場にいた私が向かい40分ほどで到着。

施工時間は、点検・説明・つまったトイレットペーパーの除去作業全て含め、1時間半ほどで完了いたしました。

お伺いした時、お客様は原因が分からず困惑されていましたが、お子様が流したトイレットペーパーが詰まりの原因だと判明すると、安心されていました。

子供のする事は予測不可能で心配でもありますが、面白くもありますね。

（我が家にもワンパクな息子が2人いるので、お客様のお気持ちが痛いほどわかる現場でした…苦笑）

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