ラバーカップの使用が裏目に｜トイレを外して取り出し解決【佐賀市本庄町の事例】

今回は、佐賀県佐賀市本庄町本庄の施設管理者の方より、

 

 

『お客様がトイレに異物を流して詰まってしまったようで、水がまったく流れません。すぐに来て欲しい。』

というご依頼をいただきました。

 

 

『かしこまりました！近くにおりますので40分でお伺いします！』

佐賀水道救急では、24時間いつでもお電話受け付けておりますので、水回りのトラブルでお困りの際はお気軽にご相談ください。

状況｜トイレが全く流れない

お客様から詳しくお話を伺うと、

 

 

『お客様からトイレが流れないと連絡がありました。その時はまだ何とか少しは流れている状況でした。

白いものが見えたのでラバーカップを使ってみたところ余計に悪化し、まったく流れなくなってしまいました。

最近は外国人の方も増え、トイレの使用方法の誤解によるトラブルがおこることがあります。』

とのことでした。

 

 

『ラバーカップはトイレつまりでよく使われますが、異物を落とした場合、ラバーカップはしないのが鉄則です。

ラバーカップは吸い上げてつまりをとる仕組みですが、力加減を間違えると奥に物を押し流してしまいます。

水にとける汚物やトイレットペーパーなどは押し込んでしまっても形状が変われば流れることがほとんどなので問題ありませんが、水に溶けない異物は奥に押し込んでも奥で詰まる可能性が非常に高いです。

パットやナプキン、おむつなどは水を含むと膨張するので時間が経てばたつほど状況は悪くなります。

どこかで取り除かない限り問題は解消しませんが、奥に行けば行くほど取り出すことが困難になってきます。

誤って落としてしまい、まだ取れる範囲にあるのであればゴム手袋や火ばさみ等をつかって確実に回収しましょう。』

原因｜異物が詰まっている

 

今回のトイレつまりの原因を特定するために、15分ほどお時間をいただいて丁寧に点検を行わせていただきました。

今回のように、異物を流して詰まってしまうような事例は結構頻繁に発生する事案です。

作業内容｜トイレを取り外して異物を取り出す

今回、トイレを取り外して異物を取り出す作業をさせて頂きました。

まず、詰まっているトイレの中の水を抜き、タンク、便器を外していきます。

便器を外すと、パットが水を吸って排水管とのつなぎ目でパンパンに膨れていました。

 

取り出して、トイレを取り付けていきます。

 

今回のトイレ脱着作業は完了しました。

給水栓を開け、水漏れチェックをし、無事取付完了です。

お客様からの感想・評価

 

『ラバーカップでの対処が状況を悪化させるとは思っていませんでした。

これからも、同じようなことが起こる可能性があるので、お客様への聞き取りや状況を確認して対処するようにします。

電話してすぐに対応してもらえたのでお客様にご迷惑をかける時間も短くてすみました。』

佐賀水道救急の担当者から一言

 

即日対応でお客様からご連絡をいただいてから40分で到着いたしました。

施工時間は、点検と交換作業など全て含め2時間ほどで完了いたしました。

利用者の多いトイレですので、迅速に解決できお客様にも大変喜んでいただけたので、私も嬉しかったです。

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