井戸ポンプ故障|新しいポンプに交換【大分市ふじが丘の事例】

今回は、大分市ふじが丘にお住まいのお客様より

『井戸ポンプから水が出なくなったので、見に来てください。』

というご依頼をいただきました。

『今回は、井戸ポンプが故障したお客様の状況、原因、作業内容、注意点をまとめました。』

状況|電源は入るが水を吸い上げない

早速、不具合が発生している井戸ポンプを拝見させていただきました。

井戸ポンプの電源は入りますが、水を吸い上げず吐水されない状況です。

お客様から詳しくお話を伺ってみると、

『2〜3ヶ月前から水圧が弱くなってきたように感じていたんですけど、昨日から全く出なくなってしまったんです。』

という事でした。

『ご使用年数は、20年ほどだそうです。』

原因|パイプから空気が漏れている

井戸ポンプから吐水されない原因を特定するため、20分ほどお時間をいただき丁寧に点検を行わせていただきました。

点検を行った結果、パイプの付け根部分が劣化によりシールテープなどがボロボロになっていて、隙間が生じていると判明。

隙間から空気が漏れ真空状態を作れず、水を吸い上げる事ができなくなっていました。

『井戸ポンプ本体、配管、どちらもかなり劣化が進んだ状態です。』

作業内容|新しい井戸ポンプと交換

劣化し隙間ができているパイプを新しく交換すれば、水は吐水されるようになると思います。

しかし、井戸ポンプ全体が劣化し、タンク内部には大量のサビが発生している状況。

今回パイプ部分を交換しても、近々別の箇所で不具合が発生する可能性大です。

その旨をお客様にお伝えしました。

『井戸は主に家庭菜園や洗車用に使っている。ないと不便だし、何度も修理するのも嫌なので新しいものを使いたい。』とのこと。

ご予算や使用頻度などをご相談させていただいた上で、新しい井戸ポンプと交換する事に

井戸ポンプ全体が新しくなった事で、力強く水がでるようになりました。

『動作確認、通水テストなどを行い作業は全て完了です。』

注意点|定期的に水質検査を受けよう

浅井戸、深井戸、どちらを設置しているとしても、”飲用水”として使用しいる場合は、定期的に水質検査を受けるようにしておくと安心です。

特に、深さ10m程度の浅井戸は地表に近いため周辺環境の影響を受けやすく、水が汚染してしまう恐れも。

地質の影響で基準値を超えるヒ素、鉄、マンガン、フッ素が検出される例も少なくありません。

地震などによって水質が変化してしまうケースもありますので、飲用水として使用している場合は、1年に1度は水質検査を受けるようにしましょう。

大分市で水質検査を受けるなら?

井戸水などの飲用水検査を希望される方は、水道法により厚生労働大臣の登録を受けた検査機関をご利用ください。
なお、料金・持ち込み方法については、事前に登録検査機関にお問い合せください。

参考:大分市内の登録検査機関
(公社)大分県薬剤師会検査センター 電話 097-544-4400
このほかに、県外に検査施設を整備した登録検査機関もあります。

引用元:大分市HP

大分水道救急の担当より一言

お客様からご連絡をいただき、30分で到着。点検説明に約1時間。

ご要望の井戸ポンプを用意するため後日になりましたが、実際の施工時間は3時間ほどでした。

長い年数をかけ徐々に水圧が弱くなっていたようで、今回井戸ポンプを新しくした事で『水圧が強くなってる!』と、お客様に喜んでいただけました。

完全に日が暮れてしまう前に、無事作業を終わらせられたのでホッといたしました。

お電話が混みあっております

寒波の影響で、水道管の凍結などが急増しております。


ご予約を頂いた順にご案内しておりますが、
現在当日中のご訪問が難しい状況です。

また、実際の状況によって適切な対応が異なりますので
現場を確認せずにお電話で対応・修理方法をお答えすることは致しかねます。

ご迷惑をお掛けしますが、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。

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