トイレつまり修理｜高圧ポンプで押し流し解決！【大分市公園通りの事例】

※閲覧注意

この記事では、汚水等の画像を画像処理せずそのままご紹介しております。

汚水などが苦手な方はご覧になるのをお控えください。

今回は、大分市公園通りにお住まいのお客様より

『トイレがつまってしまったので、すぐに来て欲しいのですが…』

というご依頼をいただきました。

『この記事では、トイレつまりが発生したお客様の状況・原因・作業内容・注意点をご紹介していきます。』

状況｜便器内の汚水が溢れた

つまりが発生したトイレを、早速拝見させていただきました。

 

※閲覧注意↓

私がお客様宅に到着するまでに便器内の水位は下がっていましたが、詰まりが発生した便器から汚水が溢れた形跡がある状況。

お客様からお話を伺うと

『いつも通りに使っていただけなんですけど、今朝トイレを流したら急に溢れてきて慌てて連絡させていただきました。』

という事でした。

『今回のお客様は小さいお子様を含む5人家族で、現在のご自宅は6年ほどお住まいだそうです。』

原因｜おしり拭きを流した

トイレつまりの原因を特定するため、15分ほどお時間をいただき丁寧に点検させていただきました。

屋外にある排水桝も、汚れの蓄積がないかしっかり確認。

点検を行った結果、排水桝に異常は見受けられず排水管に何かが詰まっている事が考えられました。

お客様に、トイレットペーパー以外の物を流したかどうか伺ってみると

『うちの1番下の子供がまだオムツを使ってるんですけど、トイレに流せるおしり拭きをいつも流しています。』

と仰っていました。

また、つまりが発生したこの日はお子様のお腹の調子が悪かったそうで、おしり拭きを10枚ほどまとめて流してしまったそうです。

『一度に大量のおしり拭きを流してしまった事が原因で、今回のトイレつまりが発生したと判断いたしました。』

作業内容｜高圧ポンプで押し流し

今回のトイレつまりを解消するため、つまってしまったおしり拭きを高圧ポンプで押し流す作業を行わせていただく事にしました。

こちら↑の動画のような高圧ポンプを使用。

つまっていたおしり拭きの塊を高圧ポンプでしっかりと押し流し、無事詰まりは解消されました。

『最後に排水テストを行い、作業は完了です。』

注意点｜おしり拭きはトイレに流さない

”トイレに流せる”と記載され販売されている製品はいくつかありますが、その中の1つが今回トイレをつまらせた原因となった【おしり拭き】です。

赤ちゃんのウンチは離乳食が始まると臭いが強くなってくる事もあり、処理方法としてトイレに流すお父さんお母さんも少なくないと思います。

トイレに赤ちゃんのウンチを流す事は、何の問題もありません。

しかし、使用後のおしり拭きをトイレに流す行為は水道屋としてはNG。

これは、例え”トイレに流せる”という記載があってもです。

日本国内で製造されているトイレットペーパーは、水に浸すと100秒以内にほぐれるというJIS（日本産業規格）の厳しい基準をクリアする必要があります。

トイレに流せるおしり拭きや、お掃除シート、トイレブラシ、猫砂などは、その基準がまだまだ甘いというのが現状。

どうしてもおしり拭きをトイレに流したい場合は、JIS準拠の製品を選ぶようにしておくと安心です。

画像引用元：メリーズするりんキレイおしりふき製品ページ

JIS準拠製品かどうかはパッケージなどに記載されていますので、そちらでご確認ください。

さらに、おしり拭きをトイレに流す時は1〜2枚ずつを【大】の水量で流すようにしてください。

『ご使用のトイレが慢性的に詰まりやすい場合などは、一般ごみとして処分するようにしてください。』

大分水道救急の担当より一言

お客様からご連絡をいただき、しっかりと準備を整え私が向かい2時間ほどで到着（渋滞に巻き込まれてしまいました…）

点検・説明・高圧ポンプでの作業全て含め、施工時間は30分でした。

私が作業をさせていただいている間は、お客様は当然トイレを使う事ができません。

高圧洗浄が必要なトイレつまりの場合2〜3時間はお待ちいただく必要がありますが、小さいお子様がいらっしゃるご家庭でしたので、今回は高圧ポンプを使って短時間で作業を完了させられてホッとしました。

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