トイレつまり修理|つまったお掃除シートを高圧ポンプで押し流し解決!【福岡県北九州市の事例】
※閲覧注意※
この記事では、実際の施工事例をご紹介しています。
汚水等の画像もそのまま載せておりますので、苦手な方は閲覧をお控えください。
今回は、福岡県北九州市小倉北区にお住まいのお客様より
『トイレがつまってしまったので、修理をしていただきたいのですが。』
というご依頼をいただきました。
水回りのトラブルで最も多いご依頼が、トイレつまりです。
トイレは1日に何度も使用する場所ですので、早急に原因を特定し対処する必要があります。
『この記事では、トイレがつまってしまったお客様の施工事例を元に、状況、原因、作業内容、さらには注意点についてもご紹介していきます。』
(追加:2021/4/14)
目次
状況|便器内の水が全く排水されない
つまりが発生したトイレを早速拝見させていただいたところ、便器内に汚水が溜まっていて排水が全くされていない状態になっていました。
お客様から詳しくお話を伺ってみると
『水に流せるタイプのお掃除シートを3枚〜5枚くらい使って掃除をして、全部まとめて流したんですけど、その時は特に何も異変は無かったんですよね。でも、その後に普通にトイレを使ったら急に水が上がってきて、流れなくなったんです。』
との事でした。
『水に流せるタイプのお掃除シートをトイレにつまらせてしまうケースは、実は結構多いんですよ。』
原因|一度に大量に流したお掃除シート
今回のトイレつまりは、一度に大量に流したお掃除シートが原因になっている事が濃厚でしたので、トイレのどの位置でつまりが発生しているのかも含め、15分ほどお時間をいただき丁寧に点検を行わせていただきました。
点検を行った結果、お掃除シートは便器と排水管のつなぎ目部分にひっかかり詰まっているという事が判明しました。
『トイレに流せるという記載がある商品でも、流し方によってはつまりの原因となりますので注意が必要です。』
作業内容|つまったお掃除シートを高圧ポンプで押し流す
トイレにつまったお掃除シートを取り除くためには、便器を取り外し物理的につまっているお掃除シートを取り出す方法もありますが、今回は状況的に高圧ポンプで押し流せば、つまりが解消されると判断いたしました。
こちらの動画で紹介されいてるような高圧ポンプを使用し、強力な水圧をかけてつまっているお掃除シートを押し流す作業を行わせていただきました。
『便器の奥につまっていたお掃除シートを高圧ポンプで押し流した事で、問題だったつまりは無事解消されました。』
注意点|トイレに流せる商品を使う際に気をつけること
トイレに流せるという謳い文句で販売されている製品には、
- トイレのお掃除シート
- トイレブラシ
- おしり拭き
- 猫砂
などがあり、全て紙でできています。
意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、トイレつまりの原因は【紙のつまり】が実は結構多いんですよ。
国内で生産されているトイレットペーパーの場合、水に浸して100秒以内にほぐれなければいけないというJIS規格(日本産業規格)の試験による品質基準を満たす必要がありますが、例えJIS規格の基準をクリアしているトイレットペーパーだったとしても、一度に大量にトイレに流してしまうと、当然つまりが発生してしまいます。
お掃除シートなどのトイレに流せる製品は、JIS規格の基準をクリアしていない製品も多く販売されていますので、トイレ掃除に使用した後はトイレに流さずに一般ごみとして処分すれば、トイレつまりを未然に防ぐ事ができます。
また、トイレに流して良いのは基本的にトイレットペーパーのみで、TOTOなどの各トイレ製造メーカーでも、お掃除シートやトイレブラシなどをトイレに流す行為は禁止されています。
『”トイレに流せる”と記載されている製品は、トイレに流さないようにする事が一番ですが、どうしても流したい場合は1枚(少量)ずつ流すようにしてくださいね。』
福岡水道救急の担当より一言
お客様からご連絡をいただき、他の現場を終えたばかりだった私が急行し1時間半ほどで到着いたしました。
施工時間は、点検とお客様への説明、高圧ポンプでの押し流し作業全て含め、50分。
トイレつまりが解消される瞬間は何度経験してもスッキリ気持ちよく、水道屋冥利に尽きる瞬間です。
お客様にも喜んでいただけたので、良かったです。
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