井戸ポンプに穴が開いた！｜新しい井戸ポンプに交換し解決！【福岡県田川市の事例】

今回は、福岡県田川市伊加利にお住まいのお客様より

『井戸ポンプに穴が開いているみたいなので、見に来てもらえませんか？』

というご依頼をいただきました。

『この記事では、井戸ポンプに穴が開いてしまったお客様の施工事例をご紹介します。』

状況｜井戸ポンプ本体から水が漏れている

早速、問題の井戸ポンプを拝見させていただきました。

浅井戸用給水ポンプをご使用で、井戸ポンプ本体下部から水が漏れている状況。

お客様から詳しくお話を伺ってみると、

『2週間くらい前に水が漏れてるのに気付いて、テープを巻いたんですけど限界みたいで…』

という事でした。

『今回水漏れが発生した井戸ポンプは、17年ほど前に設置した物だと仰っていました。』

原因｜井戸ポンプ本体の老朽化

井戸ポンプ本体に穴が開き水が漏れている原因を特定するため、15分ほどお時間をいただき丁寧に点検を行わせていただきました。

点検を行った結果、井戸ポンプ本体の老朽化により圧力タンク部分に、穴が開いている事が判明。

圧力タンクに穴が開いてしまった事が原因で、水が漏れ出ている状態でした。

『17年ご使用という事もあり、井戸ポンプ全体で劣化が進んでいました。』

作業内容｜新しい井戸ポンプに交換

今回水漏れが発生した井戸ポンプは、圧力タンクに穴が開いてしまっているため修理対応不可。

ご予算なども含めお客様とご相談した上で、新しい井戸ポンプと交換させていただく事になりました。

まずは、劣化が進み穴が開いてしまった井戸ポンプを撤去。

 

そして、新しい井戸ポンプを設置。

給水配管も新しい物と交換し、凍結や紫外線から保護するため保温材をしっかりと巻きつけました。

動作確認、通水テスト、水漏れ有無を確認し作業は全て完了です。

『井戸ポンプ本体が新しくなり水漏れは無事解消。動作音も従来の物より静かになりました。』

注意点｜井戸ポンプを修理できるのは8年まで？

電気で動く井戸ポンプは、家電製品になります。

水道代が抑えられるためコスパは良いですが、万が一不具合が発生し交換となると、決して安い価格ではないため、できれば修理で済ませたいと思う方も少なくないですよね。

不具合が発生した原因や状態によっては、当然修理で対応できるケースも◎

しかし、使用年数が長い井戸ポンプの場合、不具合箇所によっては部品が入手できず、修理を行えない事も珍しくはありません。

家電製品は補修用性能部品の保有期間が定められており、井戸ポンプは8年〜となっています。

全国家庭電気製品構成取引協議会 別表3 補修用性能部品表示対象品目と保有期間より引用

8年というのはあくまで最低年数で、【保有年数を、これよりも下回ってはいけませんよ。】という事。

（※保有期間は、井戸ポンプ製造メーカーによっても異なります。）

保有期間が過ぎた井戸ポンプをご使用の場合、パーツが壊れてしまっても新しいパーツを入手できなくなるため、修理対応不可となります。

『中古のパーツで修理を行えるケースもありますが、あまりオススメできません。』

福岡水道救急の担当より一言

今回は、お客様のご都合のよろしい日にお伺いしました。

点検、説明、井戸ポンプ交換作業全て含め、施工時間は3時間ほど。

お客様から『これで、安心して使えます。』というお言葉をいただき、ほっと一安心いたしました。

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