エコキュート水漏れ修理｜配管を交換し解決！【福岡市城南区七隈の事例】

今回は、福岡県福岡市城南区七隈にお住まいのお客様より

『エコキュートから水が漏れているので、修理をお願いします。』

というご依頼をいただきました。

『この記事では、エコキュートから水漏れが発生したお客様の施工事例をまとめました。』

状況｜配管から水が漏れている

早速、水漏れが発生しているエコキュートを拝見させていただきました。

ヒートポンプユニット側に繋がっている配管部分から、ポタポタと水が漏れている状況。

お客様から詳しくお話を伺ってみると、

『3日くらい前に、地面が凄く濡れてて水漏れしている事に気づいたんです。』

という事で、いつから水が漏れていたかは分からないと仰っていました。

『現在お使いのエコキュートは、8年ほど前に設置した物だそうです。』

原因｜配管が劣化し破損

水漏れの原因を特定するため、10分ほどお時間をいただき丁寧に点検を行わせていただきました。

点検を行った結果、配管から保温材が剥がれた事で配管が劣化。

劣化した事が原因で亀裂が生じ、水がポタポタと漏れてしまっていました。

『配管などに巻かれている保温材が剥がれてしまうと、劣化の進行が加速してしまいます。』

作業内容｜新しい配管と交換

水漏れを改善させるため、劣化し破損した配管を新しい物に交換させていただく事にしました。

まずは、破損した配管を撤去。

そして、新しい配管を取り付けました。

湯側と水側、どちらも破損していたため同時に交換です。

根本部分までしっかりと保温材を巻きつけ、凍結や紫外線から配管をガード。

通水テストと、接続部分から水漏れが無いか確認し作業は全て完了です。

『破損していた配管が新しくなり、水漏れは無事に解消されました。』

注意点｜3年に1回は定期点検を受けよう

エコキュートを製造販売しているメーカーは複数ありますが、各メーカーでは業者による定期点検を受ける事が推奨されています。

DAIKIN

ダイキンのエコキュートは、3年ごとの点検が推奨されています。

エコキュートは長く使えるイメージがありますが、使用状況によっては3年程度で劣化する可能性がある部品もあるのをご存じですか？例えば「減圧弁」や「逃し弁」という部品は消耗品。摩耗していると、水漏れの原因になることがあります。そのほか、6年周期での交換が目安とされる部品もあります。
ですから、3年ごとに点検を行うようにしておけば、この両方のサイクルに合わすことができ効率よく点検できます。部品の消耗がみつかった際には、交換を行うことで運転の不具合を未然に防ぐことができます。

CLUB DAIKINより引用

Panasonic

パナソニックのエコキュートは、3年に1回の頻度で定期点検整備を受ける事が推奨されています。

ヒートポンプ給湯機を長期間にわたり、安全で快適にご使用いただくために、逃し弁、減圧弁など3年に1回程度、専門技術者による定期点検整備を行って下さい。なお、給水用具（逆流防止装置）に関しては（社）日本水道協会発行の「給水用具の維持管理指針」に示されている定期点検を実施して下さい。期間は3年に1回程度をおすすめします。

パナソニックホームズクラブより引用

東芝

東芝では、3〜4年に1回の定期点検が推奨されています。

定期点検（有料）
本製品を長期間安心してお使いいただくために、3～4 年に1 回の定期点検をおすすめします。
点検費用については、販売店または工事店にご相談ください。

東芝エコキュート取扱説明書より引用

HITACHI

日立では、2〜3年に一度の定期点検が推奨されています。

業者に依頼せず、自分で行っても良いようですよ。

【年に2 ～ 3 度のお手入れと点検】

逃し弁の点検

逃し弁は、沸き上げ時にタンク内の膨張水を排出し、タンク内が高圧になるのを防ぎます。逃し弁のレバーを上げ（開）、タンク排水管からお湯（水）が出ることを確認してください｡

貯湯ユニットの掃除

使用中、タンク底部に湯アカなどの沈殿物がたまります。タンクの湯を排水することにより、タンク内の沈殿物を除去します｡

配管の点検

貯湯ユニット周囲が漏れていないか、保温材が傷んでいないか点検してください｡特に集合住宅（マンション）では、水が漏れると階下に被害を与えます。ドレンホースから、水が出ていないことを確認してください｡

日立お客様サポートより引用