【賃貸の方必見】マンションやアパートのトイレ詰りの費用負担は入居者?大家?

この記事は、賃貸住宅にお住まいの方向け【ストレスの無いトイレライフを送るため必見!】な内容となっております。

トイレが詰まって、水が引かなくなった!という時。

修理にかかる費用は、自己負担(入居者)になるのか?大家さんが負担してくれるのか?

気になりますよね。

 

 

『この記事では、賃貸住宅で発生する水のトラブルにかかる費用負担について、トイレ詰まりを例にまとめました。』

賃貸住宅でトイレがつまったら修理費用は誰が負担する?

賃貸住宅にお住まいで、水のトラブルが発生!

トイレトラブル

例えばトイレ詰まりが発生した場合、原因によって修理費用の負担は『入居者さん』なのか『大家さん』なのかが、変わってきます。

トイレットペーパー+排泄物しか流していなくて、普段通りに使っていただけで詰まってしまったケースが、実は1番判断が難しくなります。

誤って固形物などを流しトイレを詰まらせてしまった場合、修理費用負担は入居者さんになる事がほとんど。

(とはいえ、お金の負担は小さい方が良いですよね。後ほどご説明します。)

何もしていないのに!!帰宅したらトイレから水が溢れかえっている!!

このようなケースは、当然ですが大家(オーナー)負担、若しくは分譲マンションの場合は、管理組合で修理するべき対応です。

 

 

『賃貸住宅でも全て大家さん負担になるわけではなく、自己負担になるケースもあります。』

賃貸でトイレが詰まった時の対処法!【手順1|まずは詰まりを取る努力】

以下の理由などでトイレを詰まらせた可能性が高い方は、自力でトイレ詰まりの解消に努めましょう。

・トイレットペーパーまとめて流し過ぎたかな?

・今日の排泄物は見事なものだった・・・体重5kgは減ったのではなかろうか

・水道代を抑えるために、自己流節水法をアミダシタ!天才!

ラバーカップ

ラバーカップ(スッポン)などの専用道具があると理想ですが、なかなか準備されているものではありません。

スッポンが無くても、自宅にある物を使ってトイレつまりを取る方法もいくつかあります。

1:放置してみる

まずは、床に汚水が溢れてくるなどの状態になっていないのであれば、暫く放置してみてください。

トイレットペーパーは水にほぐれやすい性質のため、暫く放置し水でふやかす事によって詰まりが解消されるケースがあります。

2:お湯を注いでみる

お湯を注ぎ、トイレットペーパーや排泄物をさらに溶けやすくする方法もあります。

50度前後のお湯を、少し高い位置から注ぎ込み(※跳ね返り注意)水圧をかけながら便器に流し込むと水圧で流れていく事も◎

注意ポイント

便器に熱湯を注ぐと破損させてしまう恐れがありますので、必ずぬるま湯にしてください。

3:ペットボトルを使う

ペットボトルの先端をカットし、簡易的なスッポンを作る方法。

カットした部分を便器の排水口部分に押し当て、上下運動させる事で詰まっている物を動かし、詰まりを解消する効果に期待ができます。

4:ラップを使う

便器にラップをピッタリと貼付け、真空状態にして詰まりを解消する方法。

隙間なく便器にラップを貼り、心臓マッサージを行う時のようにラップの真ん中を押し込むと、便器に空気圧がかかり詰まっている物が押し流されるという仕組みです。

水位の状況によっては、水が溢れてきてしまう場合もありますので、新聞紙などで床を養生した上で様子を見ながら行ってください。

5:ビニール袋にタオルを入れて使う

こぶし大に結んだタオルをビニール袋に入れて、排水口に押し当て上下運動させ詰まりを解消させる方法。

原理は、ペットボトルを使用した詰まり解消方法と同じです。

6:ハンガーなどを使う

針金ハンガーやワイヤーなどを使用し、詰まっている物を物理的につついてほぐしていく解消法。

強引に突っ込んでしまうと便器に傷を付けてしまう恐れもありますので、慎重に行ってください。

 

上記の方法についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください↓

 

 

『これらの方法は、トイレットペーパーや排泄物が詰まった時のみ有効で、異物が詰まった時はNGです。』

賃貸でトイレが詰まった時の対処法!【手順2|管理会社へ連絡】

全力で解消を試みるもまったく改善の余地がない!という方は、管理会社(不動産会社)へ連絡してください。

電話機

最近の賃貸住宅では入居の際、”緊急トラブル対応業者”との契約(月額数百円〜数千円程度)が必須項目になっている事も。

入居時に契約した場合は、緊急トラブル対応業者に連絡してもOK。

トイレ詰まりの原因が

  • 入居者さんによる原因なのか
  • 建物・トイレが詰まりやすいものなのか

の判断をしなければなりません。

『何が原因でトイレが詰まったのか。なぜ詰まりやすいのか』はプロの業者に判断を委ねましょう。

分譲マンションの賃貸に住んでいる場合

分譲マンションの賃貸にお住まいの方が、トイレつまりが発生した際に連絡するところは

①:マンション全体を管理する不動産会社

②:マンションのオーナーと直接やり取りをする不動産会社

    の2つに別れます。

    まずは、②の不動産会社へ連絡してください。

    トイレ、キッチン、洗面所などの設備機器の不具合はオーナーの管轄になるので、①の管理会社へ連絡しても『うちじゃなくね?』と言われて終わります。

    不動産会社は、不動産管理のプロではありますが『トイレ詰まりのプロ』ではありません。

    手配に少し時間を取る可能性はありますが、的確に判断できるリーズナブルな専門の業者を手配してくれます。

     

     

    『トイレつまりが発生したら、管理会社や不動産屋などに遠慮せず相談してみましょう。』

    賃貸でトイレが詰まった時の対処法!【注意点|直接業者を呼ばない】

    賃貸にお住まいの方でも、

    『トイレつまり=水道トラブル専門店に連絡するのかな?』と、お電話される方がとても多くいらっしゃいます。

    電話を持っている女性

    しかし!!

    直接業者を呼ぶのは、ちょっと待ってください!!

    直接業者を呼ばない方が良いと言うのには、2つの理由があります。

    緊急・即時解決!を期待した場合は間違いではありませんが、修理代を全額自分で払う可能性が格段に上がります。

    (入居者さんが原因の場合は、全額負担になってしまいます。汗)

    直接業者さんに連絡しない方が良い理由その①

    無料で修理できる可能性がある

    という事。

    タダで解決するかもしれないのに、自分でお金を出すと損した気分になりませんか?

    もちろん、故障の原因によっては費用を負担しなければいけません。

    しっかり『間違いなく自分が出さなければならない』という事を確認しましょう。

    直接業者さんに連絡しない方が良い理由その②

    不動産管理会社を介して工事した方が修理費用が安い。

    という事。

    不動産会社は、トイレ詰まりなど『詰まった!壊れた!困った!直して!』と、水回り専門業者に依頼をするのは日常茶飯事。※管理物件戸数による

    建築業界の常ではありますが、発注が多い依頼者の単価は安いという構図になっています。

    不動産会社が依頼する金額と、一般の方が依頼する工事金額は同じではありません。

     

     

    『不動産会社に上手に甘えて、お得に工事をお願いしましょう。』

    賃貸でトイレが詰まった時の対処法!【緊急|直接業者を呼ぶ場合】

    直接業者さんに連絡した方が良いケースもあります。

    それは、『一刻を争うトイレつまりの場合』です。

    驚いている女性

    このような場合は、直接業者に連絡してもOK。

    ただし、トイレトラブル緊急対応の専門業者へ連絡する場合でも、必ず先に不動産会社への連絡をして下さい。

    『即対応でないと困るので、直接業者へ依頼します』と伝えること。

    1:管理会社に連絡するが休みで繋がらない時は?

    A:留守電に業者に依頼する旨を入れてください。

    2:管理会社へ連絡するが担当者へ繋がらない時は?

    A:電話対応した人の名前をメモに控えて伝言を。

    3:管理会社へ連絡するが折り返しが一向にない時は?

    A:もう一度電話して伝え②に同じ

      不動産会社の担当者へ繋がっても必ず『折り返します』と言われますので、折り返しの時間の目安を聞いておくと良いでしょう。

      不動産会社へ連絡する場合、

      ①入居者トラブル連絡

      ②不動産会社担当者へ回す

      ③専門業者

      ④日程調整

      ⑤入居者へ連絡

      という流れになります。

      そのため、自分で業者に連絡するより時間がかかってしまいます。

      しかし、状況によっては緊急を要し待てない時もありますよね。

      そのような場合は、自分で業者を手配してもOK。

      ただ、『直ぐに対応して貰えないから自分で手配した』という記録を残しておく事が大切です。

      部屋を借りていて、『あなたが壊したものだと思うけど、修理したお金出して?』と突然大家さんから言われたら、驚きますよね?

      大家も不動産会社もそれと同じで『一言いって欲しい』それだけです。

       

       

      『事後報告ではなく事前に一言連絡を入れておくと、その後のトラブルを防げますよ。』

      賃貸でトイレが詰まった時の対処法!まとめ

      排泄物とトイレットペーパーだけを流すようにし、万が一詰まってしまってもつまりの改善に努めていれば、基本的に修理代金が入居者さん(借主)負担になる事はあまりありません。

      ただ、流せるおしりふきや、流せるトイレシート、流せるペットの砂などありますが、詰まりやすくなっているトイレの場合は流すのを控えて下さい。

      流せる仕様にはなっていますが、トイレットペーパーに比べると水に浸した時のほぐれやすさは劣ります。

      ポイント

      • ナプキン
      • おむつ
      • 食べ物などの固形物
      • おもちゃ
      • 携帯電話
      • トイレに飾ってあったもの
      • トイレットペーパーの芯

      などが流れてしまった場合は、物理的にトイレから取り出す必要があります。

      ご自身で取り出せれば良いのですが、奥に詰まってしまった場合、修理代金は入居者さん(借主)負担になります。

      • トイレットペーパーは少量使い
      • 便は常に下痢だ

      にも関わらず、トイレの流れが悪い(詰まる)といった場合は、オーナー負担で改善する範囲に。

      状況と環境によって違うものを判断するのは難しいですよね。

      『どうすればいいですか?』と安心して相談できる業者さんを知っていると、とても便利です。

      水道廻りトラブルの専門業者は『賃貸の入居者さんはどう対応すべきか』という事を解っています。

      そして『何が原因かがハッキリわからない』状態で、修理はしません。(担当による)

      自分で頑張って解消する事も大切ですが、不動産管理会社やプロの業者を上手く使って『もしもの時に頼れる番号』を携帯に登録しておくと安心ですよ。

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