井戸ポンプが動かなくなった!|新しい深井戸ポンプと交換【大分県臼杵市の事例】
今回は、大分県臼杵市末広にお住まいのお客様より
『井戸ポンプが動かなくなってしまったので、見に来てください。』
というご依頼をいただきました。
『今回は、井戸ポンプの動作不良が発生したお客様の施工事例をまとめました。』
状況|井戸ポンプの電源が入らない
早速、不具合が発生している井戸ポンプを拝見させていただきました。
National製の深井戸用給水ポンプをご使用です。
コンセントは正常にささっている状態ですが、電源も入らず動作音が全く聞こえない状況。
ポンプが動作していないため、水も汲み上げれません。
お客様から詳しくお話を伺ってみると、
『2ヶ月くらい前から、井戸ポンプの音がおかしかったんですよね…。』
という事で、水の出方も安定していなかったと仰っていました。
『今回不具合が発生した井戸ポンプは、24年ほどご使用の物だそうです。』
原因|井戸ポンプ本体の寿命
井戸ポンプの電源が入らなくなってしまった原因を特定するため、10分ほどお時間をいただき丁寧に点検を行わせていただきました。
点検を行った結果、モーター部分が経年劣化によりショートしている事が判明。
モーターが焼け付いてしまった事が原因で、井戸ポンプの電源が入らなくなってしまい、水が汲み上げられない状態になっていました。
『井戸ポンプ本体全体で劣化がかなり進んでいた事もあり、寿命を迎えてしまったようです。』
作業内容|新しい井戸ポンプに交換
今回不具合が発生した井戸ポンプは、24年前の製品という事もあり製造販売が終了しています。
部品保管期間も終了しているため、修理での対応不可。
また、井戸ポンプ全体で劣化が進んでいるため、例え部品を入手できたとしても修理で済ませるのはオススメできません。
ご予算なども含めお客様とご相談させていただいたところ、井戸ポンプ交換をご希望されましたので交換作業を行う事に。
まずは、劣化し壊れてしまった井戸ポンプを撤去。
そして、National製井戸ポンプの後継機種である、テラル製井戸ポンプのNシリーズを取り付けさせていただきました。
深井戸用給水ポンプですので、ジェットと配管も全て交換。
井戸ポンプ本体を設置し、紫外線や凍結から保護するため配管部分には保温材をしっかりと巻き付けました。
『動作確認と通水テスト、接続部からの水漏れ有無確認を行い作業は全て無事完了です。』
注意点|井戸ポンプの寿命は12年
国税庁によると、井戸ポンプの寿命(耐用年数)は12年とされています。
耐用年数の適用等に関する取扱通達の付表
357番 上水道又は下水道業用設備 12年
これは、あくまで目安で【耐用年数の12年目を迎えたら全ての井戸ポンプが壊れてしまう】という事ではありません。
井戸ポンプの使用頻度や設置環境、メンテナンス頻度などによっても当然寿命は変わります。
今回のお客様のように20年以上稼働し続ける井戸もあれば、7〜8年で交換が必要になるケースも。
不具合発生箇所によっては修理対応可能な場合もありますが、12年を超えた井戸で不具合が発生した場合は交換してしまうのがオススメ。
耐用年数を超えた井戸ポンプでは、全体で劣化が進んでいる事が考えられます。
1箇所で不具合が発生し修理を行ったとしても、また別の箇所で不具合が発生してしまう可能性大。
そのため、故障する度に業者に修理を依頼するよりも交換してしまった方が、長い目で見ると費用を安く抑えられます。
『井戸ポンプを長く使用するためにも、1〜3年に1回定期点検を受けておくのがオススメです。』
大分水道救急の担当より一言
お客様からご連絡をいただき、しっかりと準備を整えすぐに向かい1時間半で到着。
点検、説明、井戸ポンプ交換作業全て含め、施工時間は4時間ほどでした。
井戸ポンプが新しくなり勢いよく吐水されるようになったため、お客様に喜んでいただけました♪
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