簡易水栓トイレがつまった！｜蓄積した尿石を除去し解決！【鹿児島県指宿市の事例】

今回は、鹿児島県指宿市岩本にお住まいのお客様より

『トイレがつまったので、修理をお願いしたのですが。』

というご依頼をいただきました。

『この記事では、トイレつまりが発生したお客様の施工事例をまとめました。』

状況｜汚水が流れていかない

早速、つまりが発生しているトイレを拝見させていただきました。

簡易水洗トイレをご使用です。

便器内に汚水が溜まっていて、全く排水されていかない状況。

お客様から詳しくお話を伺ってみると、

『先週からずっと調子悪かったんだけど、今日になって完全に詰まってしまってね。』

という事でした。

『今回つまりが発生したトイレは、10年ほど前に取り付けた物だと仰っていました。』

原因｜尿石の付着とトイレットペーパー

簡易水洗トイレ詰まりの原因を特定するため、10分ほどお時間をいただき丁寧に点検を行わせていただきました。

点検を行った結果、便器から便槽に繋がる配管部分に尿石が蓄積している事が判明。

尿石が付着した事が原因で、トイレットペーパーが引っかかり詰まりやすい状態になっていました。

『簡易水洗トイレは、本水洗トイレよりも尿石が付着しやすいという特徴があります。』

作業内容｜薬品で尿石を溶かし高圧ポンプで押し流し

簡易水洗トイレの詰まりを解消させるため、業務用の強力な薬品を使用し尿石を溶かす作業を行わせていただく事に。

尿石が溶けたタイミングで、高圧ポンプを使用し押し流す作業を行いました。

2回ほど圧をかけたところで、無事通管。

その後、しっかりと水を流し込み排水テストを行って、作業は無事完了。

『尿石を取り除いた事で、慢性的につまりやすかった症状も改善されたかと思います。』

注意点｜トイレ使用後は多めに水を流す

簡易水洗トイレは、本水洗トイレなどと比較すると、つまりが起きにくい造りになっています。

しかし、尿石が付着しやすいというデメリットがあります。

尿石とは？

尿石（にょうせき）は、尿に溶けているカルシウムイオンが濃縮および炭酸などと反応、カルシウム化合物として便器および配管の内部に付着・沈積したものである。主に男子用小便器および管路に発生する他、女子用大便器やその管路にも発生する。色は尿に含まれる色素の色（茶色や黄色）である。

引用元：Wikipedia

尿石が付着した便器や配管はザラザラとした表面になるため、流したトイレットペーパーの量によっては尿石に引っかかりつまりの原因になってしまう恐れがあります。

尿石は一度付着すると取り除くのがかなり大変なため、できれば付着させたくないですよね。

そこで、普段から行える対策はトイレ使用後には”多めに水を流す”という事。

簡易水洗トイレの場合、流す水の量が増えると汲み取りの頻度が高くなってしまうため、できればあまり流したくないですよね。

しかし、トイレを使用した後に流す水が少ないと尿の成分が残留するため、尿石発生の原因となってしまいます。

そのため、何度も何度も水を流す必要はありませんが、少し多めに流す意識をしておくと尿石や詰まりを防ぐ効果に期待ができます。

『フラッパー弁などにも尿石が付着しやすいので、こまめに掃除をするようにしてくださいね。』

鹿児島水道救急の担当より一言

お客様からご連絡をいただき、即日対応で1時間半で到着。

点検、説明、つまり除去作業全て含め、施工時間は40分ほどでした。

無事につまりが解消され、お客様に喜んでいただけました。

作業完了後に美味しいミカンを差し入れでいただきました♪甘くてとても美味しかったです。

ありがとうございました。

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