台所排水の流れが悪い｜排水桝につまった汚れを除去し解決！【鹿児島県志布志市の事例】

今回は、鹿児島県志布志市有明町伊崎田にお住まいのお客様より

『台所のシンクの流れが悪いんですけど、修理お願いできますか？』

というご依頼をいただきました。

『この記事では、キッチン排水つまりが発生したお客様の、状況・原因・作業内容・注意点をまとめました。』

状況｜排水スピードが遅い

早速、排水不良が発生しているキッチンを拝見させていただきました。

シンクに水を流すと全く流れないわけではありませんが、正常時より排水スピードが遅くなっている状況。

お客様から詳しくお話を伺ってみると、

『先月くらいから徐々に流れが悪くなってきて、昨日になってさらに酷くなってしまったんです。』

という事でした。

『現在のご自宅には28年ほどお住まいで、キッチン詰まりは今回が2度目だと仰っていました。』

原因｜排水桝に蓄積した油汚れ

キッチン排水不良の原因を特定するため、15分ほどお時間をいただき丁寧に点検を行わせていただきました。

点検を行った結果、台所から排水された水が流れていく”排水桝”に油脂の塊が蓄積している事が判明。

排水桝に油汚れが蓄積した事が原因で、排水路が閉塞しキッチン排水の流れが悪くなってしまっていました。

『気温が下がってきた事で、油汚れが排水桝内で固まった事が予想されます。』

作業内容｜高圧洗浄機で排水桝を洗浄

キッチン排水不良を解消させるため、排水桝に溜まった油汚れを除去する作業を行わせていただく事に。

まずは、固まっている油脂を手作業で取り除けるだけ取り除きました。

 

そして、ここから高圧洗浄機を使用し、油の塊が出てこなくなるまで徹底洗浄。

（作業に集中し過ぎて、洗浄後の写真を撮り忘れました…）

排水桝から排水管にかけて洗浄し、キッチンからの排水テストを行い作業は全て完了です。

『排水桝を塞いでいた油脂の塊を除去した事で、キッチン排水のスピードは正常に戻りました。』

注意点｜寒い季節は油汚れによる排水詰まりにご用心

寒い季節になると、油汚れによる排水詰まりでのご依頼が多くなります。

これは、気温が下がり油が固まりやすい環境になるため。

油汚れを流す機会が最も多いキッチンでは、排水口、排水トラップ、排水ホース、排水管、排水桝に油汚れが蓄積してしまいます。

『寒い季節でも、お湯を使って洗い物してるから油も溶けて流れるでしょ？』

と思われるかもしれませんが、屋外にある排水桝に流れついた油汚れは外気温にさらされすぐに冷えてしまいます。

さらに、日々排水桝に流された油汚れが排水桝内で固まり大きな塊になると、ちょっとやそっとお湯を流したところで溶ける事はありません。

かといって、排水管などを傷める恐れがあるためキッチンシンクに熱湯を流すのはNG✗

『それなら、洗剤を流せば油汚れは取れるでしょ？』

とも、思いますよね？

しかし、排水管内などの油汚れを取る目的で食器用洗剤を流す行為もNG。

油は食器用洗剤と結合すると石鹸化し、石のようにカチカチに固まってしまいます。

キッチンの排水周辺や排水桝で、油汚れによる詰まりを発生させないためには、油汚れを極力流さないという事が大切。

また、定期的に排水桝の掃除を行うようにしておくと安心です。

『夏でも油汚れが固まる事はありますが、気温の下がる冬は特に注意が必要です。』

鹿児島水道救急の担当より一言

お客様からご連絡をいただき、即日対応で1時間半で到着。

点検、説明、排水桝洗浄作業全て含め、施工時間は2時間ほど。

お客様に喜んでいただけたので、ホッと一安心いたしました。

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