洗濯機用蛇口から水漏れ｜水栓上部を交換し解決！【鹿児島県鹿屋市の事例】

今回は、鹿児島県鹿屋市笠之原町にお住まいのお客様より

『洗濯機用の蛇口から水が漏れているんですけど、修理していただけますか？』

というご依頼をいただきました。

『この記事では、洗濯機用水栓から水漏れが発生したお客様の施工事例をまとめました。』

状況｜ハンドル下部からじわじわ水が漏れる

早速、水漏れが発生している洗濯機水栓を拝見させていただきました。

洗濯機用水栓ハンドル下部より、じわじわと水が漏れ出てきてしまっている状況。

お客様から詳しくお話を伺ってみると、

『1週間くらい前から、急に水が漏れてきてしまって…』

という事でした。

『現在のご自宅には7年ほどお住まいで、今回水漏れが発生した水栓はいつ頃から設置されている物か不明だそうです。』

原因｜水栓上部の経年劣化

水漏れの原因を特定するため、10分ほどお時間をいただき丁寧に点検を行わせていただきました。

点検を行った結果、水栓上部パーツが経年により劣化している事が判明。

その中でも、水栓内部にある”スピンドル”と”コマパッキン”というパーツが劣化した事が原因で、水漏れしている状態でした。

『今回は、水栓全体でかなり劣化が進んでいる状態でした。』

作業内容｜水栓上部を新しい物に交換

水漏れを解消するため、劣化が進んだ水栓上部を新しい物と交換させていただく事に。

まずは、水栓上部を撤去。

さらに、二ップル部分も劣化が進み、少量ではありましたが接続部より水漏れが見受けられましたので、お客様とご相談の上、今回は二ップルも交換させていただく事になりました。

 

新しい水栓上部と、ニップルを設置。

通水テスト、水漏れ有無確認をし、洗濯機と繋げて作業は全て完了です。

『劣化していた水栓上部とニップルが新しくなり、水漏れは無事に解消されました。』

注意点｜洗濯が終わったら蛇口を閉めよう

洗濯機用水栓には常に給水ホースが繋がっていて、洗濯機を稼働させると自動的に水が出てくる仕組みになっていますよね。

そして、洗濯が終わると給水も自動で止めてくれます。

そのため、洗濯機用水栓の蛇口を1度も回した事が無いという方は少なくありません。

しかし、水道屋としては常に蛇口を開きっぱなしにしているのは、あまりオススメできません。

常時蛇口を開いた状態にしていると、水栓内部パーツ、ニップル、給水ホースなどに水圧による負荷がかかってしまいます。

負荷がかかる事により、パーツ類の劣化が加速。

内部パーツなどが劣化すると、当然水漏れなどのトラブルに繋がってしまいます。

最近の洗濯機用水栓には”緊急止水弁”というパーツが取り付けてある事がほとんどで、万が一給水ホースが抜けてしまっても、水が吹き出すのを防いでくれる仕組みになっています。

ですが、緊急止水弁も絶対に大丈夫という物ではありません。

万が一、地震などの衝撃で給水ホースが外れてしまった時に蛇口を開きっぱなしだと、当然水が屋内に吹き出してきます。

ニップルなどの劣化で、ホースが抜けてしまうというケースも。

在宅中であれば良いですが、外出中や旅行中にそのような事態になってしまうと大惨事です。

『劣化を早めないためにも、”もしも”が起きた時に大惨事にならないためにも、洗濯が終わったら蛇口は閉めておきましょう。』

鹿児島水道救急の担当より一言

お客様からご連絡をいただき、しっかりと準備を整えすぐに向かい1時間半で到着。

点検、説明、パーツ類の交換作業全て含め、施工時間は1時間ほど。

無事に水漏れが解消し、お客様に喜んでいただけました。

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