洗面水栓から水漏れ|新しい水栓と交換して解決!【鹿児島県伊佐市の事例】
今回は、鹿児島県伊佐市菱刈川北にお住まいのお客様より
『洗面所の蛇口から水が漏れているので、修理をお願いします。』
というご依頼をいただきました。
『この記事では、洗面水栓から水漏れが発生したお客様の施工事例をまとめました。』
目次
状況|ハンドルレバー下部よりジワジワ水が漏れる
早速、水漏れが発生している洗面水栓を拝見させていただきました。
コンビネーション水栓をご使用です。
ハンドルレバー下部より、ジワジワと水が漏れ出てくる状況。
お客様から詳しくお話を伺ってみると、
『1ヶ月くらい前から漏れるようになって、最近酷くなってきたんですよ。』
という事でした。
『今回水漏れが発生した水栓は、設置から25年ほど経っていると思うと仰っていました。』
原因|カートリッジの劣化
水漏れの原因を特定するため、10分ほどお時間をいただき丁寧に点検を行わせていただきました。
点検を行った結果、レバー内部のバルブカートリッジが経年により劣化している事が判明。
バルブカートリッジとは
レバーと連動し、通水路を開いたり閉じたりするパーツで、湯温を調節したり吐水量を調節する働きをしています。
今回はバルブカートリッジが劣化した事が原因で、通水路に隙間が生じ水漏れしている状態でした。
『バルブカートリッジは、シングルレバータイプ水栓の心臓部になります。』
作業内容|新しい水栓に交換
今回水漏れが発生した水栓は、ご使用から25年ほど経過しているという事もあり製造販売が終了している製品。
さらに、部品保管期間も終了しているため、バルブカートリッジ交換での修理不可。
仮に修理が行えるとしても、水栓全体で劣化が進んでいるため、すぐに他の箇所で不具合が発生する可能性が高いためオススメできません。
そこで、ご予算なども含めお客様とご相談した上で、新しい水栓と交換させていただく事に。
まずは、劣化により水漏れしている水栓を撤去。
そして、新しい水栓を設置。
動作確認、通水テスト、水漏れ有無確認をして作業は全て完了です。
『水栓が新しくなった事で、水漏れは無事に解消されました。』
注意点|10年以上使用した水栓は修理より交換がオススメ
水道設備は施工から10年ほど経過すると、経年劣化によりトラブルが発生しやすくなってきます。
水漏れなどの不具合が発生すると、費用を抑えるためにも”修理で済ませて欲しい”と考える方も少なくないかと思います。
できれば費用を抑えたいと考えるのは、当然の事です。(私だってそうです。)
施工から10年未満の水栓であれば、部品交換などの修理でも問題ないケースが多いですが、水道屋としては10年を経過している物は水栓ごと交換してしまう方がオススメ。
10年以上使用してきた水道設備は、全体的に劣化が進んでいる状態。
1箇所で不具合や破損が発生し修理対応したとしても、また近いうちに別の箇所で不具合が発生する可能性が高く、その度に何度も修理を依頼していると、水栓交換よりも高くついてしまいます。
また、使用年数が長い水栓は、パーツ類に長年使用した事によるクセがついている事が少なくありません。
クセのついたパーツ類は、修理のために一度分解した後に組み直した際、うまく噛み合わず隙間が生じて水漏れが発生してしまう事も。
そのため、総合的に考えると10年以上経過した水栓でトラブルが発生した場合は、水栓交換がオススメという事になります。
『10年以上経過していると、部品の保管期間が終了していて修理対応不可な場合もあります。』
鹿児島水道救急の担当より一言
今回は、お客様のご都合のよろしい日にお伺いしました。
点検、説明、水栓交換作業全て含め、施工時間は1時間ほど。
25年ぶりに新しくなった水栓をご覧になって、お客様が喜んでいらっしゃたのが嬉しかったです。
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