水道から水漏れ|劣化したコマパッキンを交換し解決!【鹿児島県薩摩川内市の事例】
今回は、鹿児島県薩摩川内市宮内町にお住まいのお客様より
『庭にある水道から水が漏れているので、修理して欲しいのですが。』
というご依頼をいただきました。
『この記事では、屋外に設置してある水道から水漏れが発生したお客様の、施工事例をまとめました。』
状況|蛇口先端からポタポタ水漏れ
早速、水漏れが発生している水道を、拝見させていただきました。
水栓柱をご使用でハンドルはしっかり閉めてありますが、吐水口からポタポタと水が漏れている状況。
お客様から詳しくお話を伺ってみると、
『ここの水道は洗車の時くらいしか使わないんですけど、久しぶりに使おうと思ったら水が漏れていたんです。』
という事で、いつから水が漏れていたのかは分からないそうです。
『水漏れが発生した水栓柱は、20年ほど前に設置された物だと仰っていました。』
原因|蛇口内部パッキンの劣化
水漏れの原因を特定するため、10分ほどお時間をいただき丁寧に点検を行わせていただきました。
点検を行った結果、水道蛇口内部にある”コマパッキン”というパーツが経年により劣化している事が判明。
コマパッキンとは?
水道蛇口ハンドルと連動しているパーツで、蛇口を開くとコマパッキンが上に上がり通水路が開かれます。
逆に、蛇口を閉めると下に下がり、コマパッキンのゴム部分が通水路の隙間を埋め止水します。
経年によりコマパッキンが劣化した事が原因で隙間が生じ、水がポタポタと漏れてしまっていました。
『パッキン部分はゴム製のため、使用年数が長くなってくると摩耗したり固くなり隙間が生じやすくなります。』
作業内容|新しいコマパッキンに交換
水漏れを解消させるため、劣化したコマパッキンを新しい物と交換させていただく事に。
ハンドル部分を分解し、劣化したコマパッキンを撤去。
そして、新しいコマパッキンを取り付けさせていただきました。
通水テストを行い、水が漏れていないかをしっかりと確認して作業は全て完了です。
『劣化していたコマパッキンが新しくなった事で、水漏れは無事解消されました。』
注意点|DIYでコマパッキンは交換できる?
パッキンくらいであれば、『自分で交換した方が、安く済むんじゃない?』と考える方もいらっしゃいますよね。
結論から言うと、蛇口内部パーツをDIYで交換する事は”可能”です。
コマパッキンは、ネットショップやホームセンターで購入可能。
※お使いの蛇口に適合しているコマパッキンを選んでください。
コマパッキンを含め、水道に使用されているパッキン類はゴム製。
ゴムの柔軟な性質を利用し、蛇口内などの隙間がぴったり閉じられるようになっています。
しかし、ゴムは経年と共に弾力が失われていき硬化。
固くなってしまったゴムは、ヒビが入ったり割れたりしてしまう恐れがあります。
パッキンを確認してみて、固くなっていたりヒビが入っていたら交換時期のサインです。
また、劣化が進んだパッキンを触ると手に黒い汚れが付着しますので、一つの目安にしてみてくださいね。
こちらの動画のような手順で行えば、自分でコマパッキンを交換できます。
DIYがお好きで工具類などをお持ちの方は、自分で交換する事もさほど難しくは無いかと思います。
DIYをあまりやらない方の場合は、材料や工具を購入して揃えるより業者に依頼した方が安く済む場合も。
『水道周りの設備はきちんと施工しないと、水栓そのものの寿命を縮めてしまう恐れもありますので、リスクがある事を理解した上で行ってください。』
鹿児島水道救急の担当より一言
お客様からご連絡をいただき、即日対応で1時間半で到着。
点検、説明、コマパッキン交換作業全て含め、施工時間は20分ほどでした。
お客様からは『これで、安心して使えます。』というお言葉をいただきました。
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